| ◆気軽にあいさつをしよう
たとえば、ビルのエレベーターの中で知らない人と乗り合わせた時、お店やレストランに入って店員と目が合った時など
日本では何も言わないことが多いが、海外では“Hi! How are you doing?”と声をかけあうのが普通です。そこからお天気の話など
さらに会話が進む場合もある。現地の人は、こうした見知らぬ人とのコミュニケーションを大切にしている。
店を出るとき、別れるときも“Have a nice day! ”など、恥ずかしがらずにあいさつしてみよう。 |
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◆レディーファースト
あなたが男性の場合、レストランで女性と同席するときには、先に女性に席をすすめて相手が座ってから着席する。
こうした動作がレディーファーストの基本。何のことはない、簡単なことだ。誰でもきっとどこかで目にしているだろうし
自らもそうしてもらった女性は多いだろう。もちろん、ドアの出入りの時なども積極的にドアを開けてあげたり、お年寄りや
子供たちに手を差し伸べてあるのも大切です。 |
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| ◆ファースト・ネームで呼び合う
いきなりホームステイ先の家族をアンディだとかキャロラインなどと呼び捨てにするなんて、と言う人もいるかもしれない。
しかし、たいてい自己紹介がすむと、向こうから“Please call me Andy.(アンデ ィと呼んで)”とファースト・ネームを言ってくれる
はずなので、そう言ってくれたら、恥ずかしがらずにファースト・ネームで呼んであげてください。 |
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◆思ったことはきちんと言葉にしよう
日本では「善処します」「(本当は気になるけれど)大丈夫です」などと、あいまいな言い方ですませてしまうことが多々ある。
日本人同士なら「本当はやりたくないんだな」ということが、表情や身ぶりを見ていれば自然と理解できてしまうこともあるが
それは同じ文化や習慣をもっているから成り立つこと。背景が違えば察してはもらえない。日本ではあたりまえのような言葉や行動が
海外だとあらぬ誤解を招いたり、不思議に思われたりしてしまうこともあるのだということは、忘れないようにしたい。思っていることは
はっきり言葉で伝えよう。 |
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| ◆YesとNoはハッキリ言おう
たとえばホームステイ先の家族が、「私の作ったグラタンは好きですか?」と尋ねてきた時に、もちろんおいしくて
好きだったら“Yes.”と答えればいい。しかし、好きでなかった場合、返事に詰まってあいまいに笑ってみせてもダメ。
ここでは“No.”という気持ちを伝えなければならない。「本当はグラタンがあまり好きじゃなくて」というように
理由を加えて説明すればきっとわかってくれるはずです。
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◆積極的に自分の意見で話す
日本人の会話にはどうも、あいまいな表現が多い気がしてならない。
「どちらでもない」や「たぶん」という意味の“so so”を多用する傾向にあると聞きます。
それでは日本人は、大人になっても自分の意見をもたずに暮らしているのかと思われてしまいます。
この点が「日本人は何を考えているかわからない」と諸外国からいぶかしがられる理由なのかもしれません。
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| ◆人とのつきあい方を見極める
カナダでは、町で年輩の夫婦が仲良く手をつないでいたり、若いカップルが肩を抱き合っているのをよく見かける。
だからといって、恋愛関係が成立する過程は、カナダも日本も大差ない。何度もデートを重ねて相手をよく知るという段階を
経るのが一般的です。したがって、たとえば会ったその日からすぐ手を触れてきたり人には十分に注意してください。 |
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| ◆ルールは守る、守らせる
「郷には入れば郷に従え」と、ことわざにもあるように、その地で暮らしてる以上その土地のルールに従い暮らしていくのが
当然のことです。国や地域に法律があるように学校や家庭の中にもルールがあります。
カナダでは宗教戦争や領土獲得戦争を続けた経験をもつヨーロッパの民族が多いせいか、「とり決めたことは守るし
守らせる」という契約意識がはっきりしています。 |
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◆自分の権利は主張しよう
海外では、何をするにしても、文句を言わないでいるとその状況に満足しているのだと理解されてしまいます。
たとえば、寮やアパート、ホームステイ先での部屋。騒音がひどかったり、部屋の状況が悪くても、自分から文句を言わなければ満足しているのだと見なされる。
不満がある場合は、できるだけ早くハウジングオフィスへ行って状況を説明し、部屋や寮を替えてもらわなければならない。
日本人としては、こういうやり方を苦痛に感じる場合もあるが、こればかりは慣れるしかない。 |
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◆立公園でのマナー
自然を残すために開発を抑え、環境保護に力を入れているカナダ。その象徴が国内に数多くある国立公園です。
公園には大自然が美しい姿のまま残されており、さまざまな動植物に出合うことができます。カナダに留学した際にはぜひとも
訪れたいが自然を守るためのルールはしっかり守ろう。
・草花を折ったり、持ち帰ったりしないこと
・野生動物にエサを与えないこと
・ゴミの始末は各自ですること
・決められた場所以外で、キャンプの焚き火などをしないこと |
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| ◆喫煙について
最近目立って増えているのが禁煙の習慣で、全席ノンスモーキングの飛行機や列車も一般的だ。カナダでは
基本的に建物の中は禁煙。禁煙スペースでの喫煙は絶対にしてはいけない。違反者には高額の罰金が科せられます。 |
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| ◆飲酒年齢制限
カナダでの飲酒年齢制限は日本に比べ1〜2歳低い。それだけ聞くとお酒に寛容な国なのかとも思えるが
公園や公共の場での飲酒は厳禁です。また、酒類販売ができる店は「リカーショップ」と呼ばれる特定の店に限定されていて
営業時間は日曜以外の9〜18時。
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Last update:2023/9/15
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